【漁ログ】 三陸いわて漁師ブログ

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昆布作業

time 2008/04/11

10日の岩手日報新聞夕刊に現在の宮古湾の昆布漁の事が掲載されました。
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20080410_14
親戚の叔父さんが真剣な面持ちで作業している様子は本心を見た気がしました。


養殖昆布が 四ヶ月前に植えた苗がやっと製品化します。
その間 日光の調整 間引き調整等 自然の状態に合わせてつくり育ててきましたが 途中高波もあり心配しました。
組合員の話し合いにより一斉に3月23日の採り方となりました。しかし生育状況が思わしくなくて数人の開始となっております。写真の状態でも分るように透けて緑色です。まだ実が入らずに歩留まりの悪い状態が見て取れます。食べては柔らかくて美味しい事は請合いますが、このまま収穫すると例年の一割の収穫となります。
この原藻はスキコンブと早煮昆布になりますが 自然のこととて不思議でなりません。約一ヶ月の遅れとなりますね。
たぶん終漁は例年と同じでしょうから困ったことになるでしょうね。人為的なことでは無いので事故になるのでしょうか?

今日まで牡蠣殻を粉砕して袋詰めしました。20k入りで700袋弱30人の牡蠣漁業者が 慣れない作業に奮闘しました。


牡蠣剥き直前に殻を水洗いして身を剥き出しその殻を 粉砕機で粉砕して一年間放置して有機物を分解します。それを今回乾燥して二回順に計三回粉砕します。
宮古漁協より販売していますが 農家の方々よりは好評を得ております。カルシュウムより 多くのミネラルを多く含みPH9.2という特徴をもっています。
りんご きゅうり トマトは甘味が増したといわれます。素人考えでスイカに塩と同じ と思いましたが違うようです。ほうれん草の方よりは熱烈歓迎の嬉しい知らせです。ネギの方は暮れの先枯れが遅くなったけど掘るのに手首が疲れるとの事でした。
いずれにしても 我々の厄介者が 歓迎されていることに間違いはないようです。
今後は漁業者が作業しないよう 経済効率を向上していかなくてはなりません。
カキ養殖漁業者は慣れない作業に苦痛さえ覚えて「ヒンドイ」の一言です。
値段等 詳しくは  宮古漁協 電話0193-62-1234へ。


牡蠣剥きも終わり 空いた養殖場に新たに牡蠣種を垂下 ホタテの貝殻に付着した牡蠣の種苗は今2cm程度 二年後に大きな真牡蠣になります。

干潮のこの時期大波が 昆布の養殖場は口が開いて白い波となってモミクチャ すきこんぶの原藻はいかに。

宮古湾の若布の生出荷は一月の末で終漁となりましたが 干しの製造を今日より始めました。お天気任せの日々がつづきますが さてお天気は!


今年の十二日海岸を散歩の方より苦情が出たようで白浜の裏側の清掃をボランティアの方々と行い当日シケで回収できなかったので市の職員さんと回収に行ってきました。主に発泡スチロールでした。二回分で二百個はありましたね。

綾里にあるマリン開発の上の写真を写して見学としました。

大きな施設にビックリしました。種苗センターということですからどこで養殖しているのでしょうねー。


あわびの作業中 ふと見つけました。アワビの子供です。しかも頭がミドリでは無い。だから今まで気が付かないで居たのでしょう。周りと同化していたのですね。改めて今日の作業中後半拾ってみましたが。なんと 十個もいました。ビックリデス。感激とでもいうべきかも。


餌の若布を持ち上げました。1.5M位かな 食べると美味しいと思い 少し持ち帰りました。
先に見える半島は閉伊崎です。

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