若布の茎料理 その2

残念！
初優勝ならず！
優勝旗は白河の関じゃなくて関門海峡を越えて行きましたね。
私、ＴＶに近付かなかったのに(ToT)
花巻東の選手の皆様、応援団の皆様おつかれさまでした。
気持ちを切り替えて、
若布の茎料理第二弾と行きましょう！
第二弾は【黒砂糖煮】です。
作り方はいたって簡単！
若布の茎を2、3cmに切り塩抜きをかねてグツグツ煮ます。
いったんザルにあけ水気を切り、黒砂糖、醤油、酒で煮付ける。
好みによって唐辛子を入れると甘辛くなりご飯が進みます。
写真はちょっと緑がかっていますが、うちの婆さんが黒砂糖と白砂糖と半々にしたためです。
玉砂糖、三温糖などでも艶がでて良いかもしれませんね。
よし！午前0時前の更新が出来ました。
これからも0時前の更新目指して頑張ります。

やった〜！
やりましたね〜！
花巻東、やってくれました！
これまた、大船渡高校以来25年ぶりのセンバツベスト4でございます！
このまま優勝まで一気にいっちゃいましょう！
私がＴＶを見て応援すると負けてしまうというジンクスがありますのでＴＶを見ずに若布に専念したいと思います。
さて、この時期にしか作らない料理に【若布の茎料理】があります。
この時期の【若布の茎】は【なかしん】ではなくメカブと若布の間の部分ですね。若布を茹でた後切り離しておいた茎を茹でて持ってきて調理する訳です。
若布を茹でる作業をしているうちしかできません。期間限定の旬の味です。スーパーでも、1パック3本位入って150円ぐらいで販売していますが、沿岸部だけなんでしょうか？他の地方でも売ってるんでしょうか？
【若布の茎料理】…定番の【茎漬け】からまいりたいと思います。
わりとどこの家庭でも作るのではないでしょうか？
各家庭ごとに味付けとか微妙に違うと思います。我が家の作り方です。
茎は薄く刻んで塩抜きをかねてグツグツと煮てザルにあげ水を切る。
人参、根生姜は千切りにする。
茎と人参、根生姜を混ぜてめんつゆで味を付ける。
以前は煮切り醤油を作って味をつけてたんですが、最近は手抜きです。
めんつゆでも味がとれます。最近出回っているだだし醤油なんかもよいかもしれませんね。
魚メシとはちょっと違いますが我が家の【若布の茎漬け】でした。

はい、今の時期は三陸沿岸は若布一色、若布ネタしかございません。
そこで一首…
【ああ、三陸や〜三陸や〜】
ダメですよね。失礼いたしましたm(_ _)m
改めまして一首。
【風光明媚な陸奥の三陸海岸釜石港 大観音に見守られ鴎の群が大漁告げる】
作者は【海進丸】さん。なかなか良いうたでしょう。
常陽物流さんのトラックに書かれております。
常陽物流さんは釜石港に水揚げされた鮮魚を各地に運んで下さっている運送屋さんです。
海進丸さんは専務さんのペンネームです。
上手く言えないんですが、私達漁師のとってきたものを運んで下さる方がいて皆様の食卓に並ぶ…。
運送屋さんも大事な仲間です。感謝です！
やっぱり今日も午前さま(*_*)
私、体力もつかしら…

いやぁ〜！
花巻東やりましたね！
大船渡高校以来25年ぶりのセンバツ初戦突破だそうです(^-^)
私の母校釜石南は惜しかったですからね。
花巻の快挙に空も感激して雪でございます。
暑さ寒さも彼岸迄、とよく言いますが、寒さが緩んだ頃ドカ〜ンと降るんですよね。沿岸特有の湿った雪が。
毎年の事ながらまいります。
昨日、雪が降る前にタンクから若布をあげてよかった！この雪では到底無理ですから。
いつも思うんですが、塩蔵若布って誰が考えたんでしょうね？
昔は塩蔵じゃなくて、天日干ししたそうですが。それに、塩蔵若布ってまさに若布の漬物だと思いませんか？
海の中で育てたものを海水で茹でさらに塩をして重しをかける。
漬物そのものです。
だいたい1回につき1トン位の若布をとってきて塩をします。それをタンクにいれ本当に漬物石のような石を5個のせさらに25キロの塩を3袋のせだいたい100キロの重しをかけて2日ほどおきます。
そしてタンクからあげるわけですが、ただあげれば良いと言うものではなく、漬物漬けると水が出ますよね？若布も同じく水が出ます。塩が溶けきらず若布についているのでその水で洗ってからあげます。一掴みづつ洗うので1タンクあげるのに二人で2時間位かかるでしょうか？
もちろん手作業です。
今年は息子が手伝ってくれるので助かります。

お久しぶりです(*^_^*)
ちょっぴりおサボりモードにギアが入っております。（私、マニュアルオンリーです。オートマはパスです）
若布の塩蔵の作業が始まったということは芯抜き作業も始まるということで、今の時期が一番体がキツいのではないでしょうか？
一年振りの作業にまだ体が慣れないし、両方っていうのはね。芯抜き作業だけになってしまえば楽なんですけど…。
前に佐々木さんが書いていらっしゃいましたが、昭和の頃から変らずの手作業です。なかなか機械化は進みませんね。
いろいろと出ているようですが…。
やはり人の手によるところが大きいです。
二人より三人。三人より四人。
我家に限らず今は春休みなので子どもたちをはじめ一家総出の作業となります。そして人数の多いところが早く終わります。
まさに人海戦術ですねぇ。
若布が始まると極端に外出が減るわたし…。
当分、若布一色に染まりますがめげずにお送りしたいと思います。

3月16日ついに我家でも塩蔵若布の生産が始まりました。
早いものですね。ついこのあいだお正月の声を聞き初売りの福引で特賞が当って喜んでいたのに、もう若布の時期です！
一年ぶりの作業は足にきました(ToT)
たぶん朝起きるとあちこち筋肉痛でしょう。
いかに日頃身体を動かさないかバレますね（笑）
身長が3cmしか伸びないのに体重が8キロ増えた息子は塩2袋（50キロ）を軽々運び驚かされました。
夕飯はもちろん若布のフルコース(^-^)v
茹でた若布、茎漬、メカブ。そしてゾウカの煮付け。
ゾウカ…正式名称はなんて言うんでしょうか？
昆布に穴が開いたようなものなんですがこれが若布と一緒に生えてくる。これを煮付けると昆布より美味しい。うちの子供も昆布は好んで食べませんがゾウカはおかわりします。
一般市場には出回らないと思いますので漁師の特権でしょうね。
先日は皆様にホタテの美味しい食べ方をご教授頂いてありがとうございました。
築地の魚屋ですさまおススメの中華は旦那がシバでに一人で食べてしまい、じあださまおススメのお好み焼きは子供がペロリ！ちなみに、広島？岡山？牡蛎のお好み焼きを【おっぱい焼き】と名付けてるお店があるんですって。何故おっぱいか？そうです！牡蛎は海のミルクだからだそうです。
そして、JJさまのホタテのづけ。とっても美味しかったです。実は私一人で食べてしまいまして。あんなに美味しいとはおもいませんでした。是非お試し下さい。
記憶がイマイチなんですが、池波正太郎氏の著書に翌日の冷めたトンカツに醤油をかけてると美味しいというのがありましたよね。これまた美味しいです。お試し下さい。

今朝の釜石は雨と風。
フフフ…。
若布の準備もできませんねぇ。
昨年の12月頃でしたかご紹介させて頂いた釜石が舞台のミステリー小説【思墓島の殺人】覚えていらっしゃるでしょうか？本日、釜石市内の【桑畑書店】さんにおいて作者の大村友貴美さんのサイン会が行われました。
ちょっと写真では見えにくいと思いますが、《漁ログ mirey様 美しい海！ 平成21年3月14日
大村友貴美》としっかりサインを頂いて参りましたd(^O^)b
読んでいて釜石や漁業に詳しいのでもしやと思っていましたら、やはり釜石のご出身でしかも御父様は水産試験場（現水産技術センター）に勤務なされていたそうです。
しかも、同い年でした。(*’o’*)
やっぱり三貫島がモデルですか？と皆さんから聞かれるそうですが、女川沖の伊達藩の流刑地になっていた島に取材にいらして書かれたそうです。
三貫島もね南部藩が流刑地にって考えたそうですが実現しなかったみたいです。
死骨崎、いいですよね。なんて待っていらっしゃる方いるのにり上がってしまいました。
大村友貴美様
今日はありがとうございます。
次回作楽しみにしています。
築地の魚屋ですさま
いつもありがとうございます。
ごめんなさい！焼き肉屋さんは守備範囲外です。たぶん、モランボンだと思うんですが…。
定かではないです。

釜石を離れ各地で御活躍の皆さま写真のものは何かわかりますか？
そうです！
釜石で暮らした事がある方なら一度は食べた事がある…はず…。
今は無くなってしまった橋上市場は東口にありました【甘太郎（あまたろう）】です。
読者の皆さま、決して《今川焼》や《大判焼》ではありません！
【甘太郎】です。
一般の今川焼より表面がパリッとしていて中はフワッ。中身はつぶあんとしろあんの2種類です。
今はやりのカスタードなんかは無いですが、少し甘ったるいしろあんが好きです。他の店のしろあんとは違うんですよね。
子供の頃、橋上市場に行くと甘太郎を買って貰えるのが嬉しくて！成人してからも橋上市場に行く度買ってました。
大将に甘太郎を始めて何年になりますか？と尋ねたら、なんと、【56年】だそうです。
スゴい！半世紀以上です！
釜石名物と言っても過言じゃ無いですね。
【たこ焼き】の大正軒といい昭和の息吹が残っております。
築地の魚屋ですさま
残念ですね。急用なら仕方ないですよ。
小野食品さんに限らずどんどん紹介していきますので！
メカブの味噌漬けは初めてです。若布の茎は良くやるんですけど…。
今度やってみますね。

8日からはイサダ漁が解禁になり両石からも兄弟船【稲荷丸】が出漁しています。
漁港内のあちこちで若布の準備が始まりました。我が家では9日の出荷で今年度のホタテの出荷が終わりましたが、半成貝の耳釣りが残っているのでまだ若布の準備はできません。
もちろん食卓にはホタテが…。
イサダ漁が始まり若布の準備が始まると春はもうそこまで来ています。
一年で一番人口の多くなる時期が来ます。
何故か？あちこちから助っ人が来るからですね。
春の気配に誘われて？
では無いでしょうが最近岸壁に蛸が多いみたいです。
写真は我が家でGETした蛸ですが、大きいし重いしで持ち上げれなかった…。足の写真でご勘弁を。大蛸を採った時は皆に回すとういうことで茹でて隣り近所に配りました。もちろん一度に茹でれないので足を一本づつ。子供の頃、ドラム缶をくりぬいて蛸を茹でているのを見たことがあるんですがこんな大蛸だったんでしょうね。
あの足一本でたこ焼きどのくらいできるかな？
東京近郊の皆さまに朗報です！
築地の魚屋ですさまがコメントに書いて頂きましたが、小野食品【三陸おのや】さんが銀座の【銀河プラザ】にて販売会を行います。
日時は、3月15日から18日の4日間。午前10時から午後7時まで。最終日のみ午後5時終了なので間違えないで下さいね。小野社長はとてもダンディな方なので女性の皆さま必見ですよ。
そして釜石近郊の皆さま！
3月22日釜石共栄サンパルクにて販売会をやるそうですので是非ご来場を！
ふぞろいのお魚たちが待っています。
築地の魚屋ですさま
いつもありがとうございます。
私も、若布や昆布の捨ててしまっているところをどうにかならないかと考えてます。一番美味しい、栄養のあるところを捨ててますから。
ホタテは旦那のシバでになりました。

本日の釜石は強風でした。
で、浜休みd(^-^)
やった〜！
確か【小野食品】さんの卸売販売会があった筈。早く行かないと売り切れてしまう！
バタバタと釜石駅となりシープラザ遊へ出かけました。
ところが、イベントがある時は開いているテントの入口が開いていません！しかも、ゲートボールのステッキをもったお年寄りが一杯。
おかしい…。
3月のイベント情報を確認すると…
はい、3月8日午前8時半からとなっておりました。
ちゃんと日時を確認してなかったんですね。
ショック！
今度こそ買えると思ってたのに。
市内のスーパーでも買えなくはないんですが、卸売というくらいなので安いんです。
お勧めはふぞろいの林檎ならぬ【ふぞろいの魚達】製造過程でみ崩れをしたりg数が足りなかったりしたものです。み崩れしたり、小さくっても味にかわりはありません。美味しいです。
【第13回卸売販売会】は3月8日午前8時半から12時までシープラザ遊にてとなっております。
間違えないでね。
狙い目は午前10時頃。
その頃、商品が補充されるようです。
築地の魚屋ですさま
いつもありがとうございます。
お肉でいうピカタ風ですね。
とても参考になりました。
あすにでもやって見ます。
じあださま
はじめまして。ありがとうございます。
お好み焼きもいいですね。みんな好きなのでぜひ。うちはかき揚げにイカ刺しのあまりを使ってました。ホタテも良いですね。
JJさま
はじめまして。ありがとうございます。
なるほど。うなってしまいました。
炊きたての熱々ご飯で是非やりましょう。