コンブの煮付

毎日、昆布ネタですみません。
昨日、一昨日とあまりにも捨てる部分が多かったため、自棄になった訳ではないですが二日続けてコンブの煮付を作りました。
一日目は塩蔵昆布を使い、二日目は茹でただけの昆布を使って。同じように塩抜きをして、鯖の水煮缶を入れて砂糖、醤油で味をつけて。
その結果、塩蔵昆布の方が柔らかく煮れました。
この塩蔵昆布。市内のスーパーで『早煮昆布』の名称で300g入、500g入で売ってました。
値段も手頃なので一度ご賞味下さい。
さて、明日はウニの口開けです。
ジンクスを破って大量といきたいです。
秘密兵器を用意して待ってるからね。

願いむなしく、晴。風もなく、波も下がりました…。
漁日和ですね。
なのに何故願いむなしく…かと言いますと、先週壊れた船からコンブを上げる機械、通称『ウィ〜ン』がまだ修理から戻ってないんです。
つまり、今日も手上げ。体に効くんですよ。
ちょっとだけ神様が私の願いをきいてくれたのか、満潮だったんですよ！助かりました。
誰が考えたのでしょうか。塩蔵ワカメや塩蔵昆布なんて。まるでワカメや昆布の漬物ですよね。
塩まぶして重しして。
オラだぁ様、仮面ライダーの母様コメントありがとうございます。とっても嬉しかったです。
ふつつか者ですがよろしくお願い致します！
さて、オラだぁ様。
私が切って捨ててるのはですね、昆布って茹でると鮮やかな緑色になるんですが根元の部分は黄緑色なんですね。煮付は最高なんですが、実が育ってないということで色が悪いので切ります。あと、先端の部分も枯れてしまっているのでそこも切ります。沖で切ってくるらしいんですけどみんな同じ長さではないのでどうしても手が掛かります。今年は、時化の影響で昆布どうしが擦ってしまい表面に傷がついてしまって商品になりません。写真の昆布の白っぽい所です。その部分も切ってます。でも、もったいないですよね。
『元昆布 煮付に最適』『傷昆布 味に変り無』とかって袋詰めするとか。
漁連や漁協の担当の方、如何でしょうか？

今日はウニの口開け。
本日の両石湾は霧が深く視界が悪いうえ、波が高くて出漁した船も戻ってきました。
今年は毎週、毎週時化がきて海に出れない日が多いですね。
困ったものです。
このへんでは、ジンクスがあって、『最初に当りが悪いとずっと悪い』
要するに、最初の口開けに時化に当たると最後まで時化に当たる。というもの。
4月の口開けは大時化に当たり口止めとなりました。
やっぱり、ジンクスどおり？
ジンクスなんか打破って、次は大漁！といきたいですね。
ウニがダメだったため予定変更で昆布のタンク上げをしています。
ここにも時化の影響があり、思うようにはかどりません。
ワカメと違い、タンクから上げる時に元とすそを切りながら上げるんですが、今年は時化で昆布が擦れてしまい、一枚一枚広げて見ながらの作業となりいつもの倍掛かりました。
今年は実が厚くていいねと言って喜んでいましたが、切って捨てなければならないものが多い。
今夜は、コンブの煮付にでもしようか…

漁師に土日は関係ありません。
天気しだい、波しだい、風しだいです。
けれども、今日ばかりは皆さんお休みの方々多かったのではないでしょうか？
今日は釜石市内の小学校の運動会でした。
いつもは厳しい顔の漁師さんたち、定置網の方々、漁協のお兄さんたちも多数参加していらっしゃいました。
圧巻だったのは、PTA競技の『東西対抗綱引』。10位ある地区を東西に分けるんですが、地理的に、東〓海側、西〓山側となります。
泣いても笑ってもの一発勝負の結果、網っと（定置網に乗ってる人をそう呼びます）を始め日頃海で鍛えた漁師さんが多数参加している東の圧勝でした！
携帯での写真はブレてしまい見られたもんじゃありませんでした。
ごめんなさいm(_ _)m
明日は雨の予報ですね。連休にナルでしょうか？

今日は波も下がり天気も良く絶好の浜日和です。
今日は塩蔵昆布の二回目の作業です。
昆布を刈り終わり沖から帰るという電話で海岸に下がります。
ちょうど良く沖から船め来て作業開始です。
先ずは船から岸壁に昆布を上げます。
その時、ホイストという機会を使って上げる訳ですが、半分も上げないうちに思わぬアクシデントが…。
いくらスイッチを押してもうんともすんともいわなくなってしまいました。昆布の入った籠は宙吊りのまま。
どうやら、先日の風に動かないように押さえた紐がチェーンにかんでしまったらしい。
隣りのおじさんや通りかかった船外機屋のお兄さんと3人がかりで修理しようとしましたが動かず。
悪戦苦闘のすえ諦め、棒かぎを使い上げることに。
こういう時に限って干潮で一苦労。
ワカメと違い昆布だったのでガサはあるけど軽いため女の私でも引っ張り上げることが出来ました。
その後は、大きなアクシデントもなく、無事、ボイル、塩蔵が終わりました。
写真は昆布のボイル作業です。前からは恥ずかしいとの事ですみません背後からの撮影となりました。
早く帰って冷たい水が飲みたいなぁ。

風が吹こうが、雨が降ろうが、槍が降ろうが、決められているウニの口開けの日。
ところが、「今日はいかないから」とダンナ。
えぇっ？
行ってくれないとネタが。
デビュー二日目でネタぎれ？そんな…
「とんでもない波だから行ってみろ！」
と言われて行ってみました。
海はとんでもない波と風でした。
携帯で写真を撮りましたがうまく、波は写りませんでしたが、東宝の映画でしたっけ波が岩にぶつかるやつありましたよね？あんな感じでした。
採れたてウニは次回に持ち越しです。
それではつまらないので、浜ならではのちょっと贅沢な一品をご紹介致します。
『ウニ、蕗、アワビの煮付』
山から採った来た蕗と海から採ったウニとアワビを煮付たものです。
あ、アワビは去年の冷凍ものです。
作り方はいたって簡単 。
蕗を茹でる。ウニを茹でて実をすくう。ウニを茹でた汁でアワビを茹でる。それに、蕗とウニを混ぜめんつゆで味をつける。
結婚前は食べたことのない浜ならではの料理ですね。
明日は波が下がるでしょうか？
ネタぎれが怖いですね。

この度、漁ログに参加させていただくことになりました釜石のmireyと申します。
よろしくお願い致します！
まず始めに軽く自己紹介を。
夫は養殖漁師です。約3年前に脱サラしてしまいました。
家族は、夫、姑、子供3人です。
夢は綾里の佐々木さん、宮古のヘフナーさんと巨頭会談をすることですかね。
漁協の佐々木さん、漁船漁師のヘフナーさんとはまた違った目線で旬をお届け出来たらと思っています。
さて、今日は朝から先日ボイル塩蔵した昆布のタンクあげ作業でした。

ワカメと違い、タンクあげしながら元とすそを切ります。ワカメの倍以上の時間がかかるんですが、今日はかかりすぎ。
宮城の業者さんだそうだそうですが、60cmの長さに切ってくれということで60cmに切る特注品を作っていて今の時間となりました。
明日は、ウニの口開けですが、昨日の台風の影響でどうなることですか。
乞う、ご期待。