2011/06/16
岩手県の海岸線は、自然海岸の占める割合が77.00%と、島根県の77.17%に次いで全国第2位となっている一方、半自然海岸や人工海岸の割合は低水準であり、人の手が加わっていない自然豊かな海岸が保たれています。
また、環境省が公表している公共用水域水質測定結果によると、COD基準達成率(※1)は60%、達成率の高さは全国第6位であり、水質が良好に保たれています。
表1 自然海岸、半自然海岸、人工海岸の構成比
自然海岸構成比(都道府県名/構成比)
1 島根県 /77.17%
2 岩手県 /77.00%
3 鹿児島県 /73.75%
4 長崎県 /68.90%
5 沖縄県 /68.48%
半自然海岸構成比(都道府県名/構成比)
1 岩手県 /2.01%
2 佐賀県 /2.09%
3 東京都 /2.84%
4 大阪府 /4.50%
5 山口県 /4.70%
人工海岸構成比 (都道府県名/構成比)
1 島根県 /15.15%
2 鹿児島県 /15.92%
3 沖縄県 /18.07%
4 長崎県 /18.09%
5 岩手県 /20.22%
※1 COD基準達成率:CODは水中の有機物量を示す指標で、数値が低いほど水質が良いとされています。達成率は、平成16~19年度の測定結果を用いて、都道府県毎に、全測地点数に対するA類型基準値(2mg/L)達成地点数の割合で算出しました。