2011/06/16
木曜日。恒例ウニの日。夏至が終わって確実に夜明けが遅くなっています。
以前は午前3時には明るくなっていましたが、今日は真っ暗。頭上で半月が輝いていました。
それぐらいでは漁師さん達はめげません。
40分頃海岸に下がって行ったらもう次々に出漁していました。
前回と違い今日は波風もなかったので皆さん意気込みが違ったことと思います。
結果は…
前回同様思わしくありませんでした(泣)
岸壁から見ると海辺が見えるくらい透き通っているのに、沖に行くと濁って見えないそうです
漁師さん達曰く「沖から悪い水がやってきた」
とのこと。
更に、ウニを剥くと3割〜5割は写真のような色のウニです。
何故かこの辺では『色よし』といいます。
沖からの悪い水、これはきそ水というそうです。どういう字を当てるのかわかりませんが、
「きそ水が来るとかぜ(ウニ)がとれなくなる」また、
「きそ水がいなくなるとかぜが肥える」
といいます。
早くきそ水がいなくなるといいです!
いつも梅雨明けと同じ頃なんだよなぁ。
金曜日なのに何故木曜日の記事なのか?
とお思いと思います。
昨日、記事を書いてる途中で海岸に呼ばれました。
昆布の後片付けをしてました。
3月からお世話になった、釜やタンク、籠等を片付けました。ワカメ、昆布の海藻類からホタテ、ウニへ佐々木さん言う処の『戦闘スタイル』のチェンジです(^-^)v
コメント
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mireyさん
お世話さまです。
釜石地区では、開口日が決まっていて、シーズン25~30回程開口するんですよねぇ~
大船渡地区では、開口は前日に決定し、シーズン10~15回程です。
山ひとつ越えただけなのに、漁協によって開口回数が違うって、面白いですよねー。
我が綾里地区は未だ1回です(涙)
今年は時化続きで、なかなか開口に至りません。
こんな年は記憶にないですね~。
釜石地区がウラヤマしく思う今日この頃でした。
ハモとアナゴの違い、
あとから、うちの歩く生物図鑑様に確認してきますねぇ
by ささき 2008年6月27日 5:08 PM