アワビの餌

今日四日海の仕事の始まり　アワビの餌確保にでかけました。水平張りの若布を見渡して成長を確かめました。

あわびに給餌しようとカゴを上げたところなんと　アブラメが一匹乗ってきました。ピクリともしません置物のようでした。
一瞬我が眼を疑いましたが。丁寧にデッキにお迎えしたところです。おかげをもちまして昼は刺身とあいなりました。

カキの処理場までの搬入は重労働です。特にも斜路になっている揚場では容易ではありません。昔海苔の養殖の発想で作ったものですが　今舟はサッパ舟より大きくなって斜路の上げ下げは高低差があり過ぎて大変です。
アルミのローラーを使用している方もいますが　写真の木製の竹の滑りは長持ちして丈夫です。制作費六万程ですが大変便利で重宝しているようです。近所の仲間も協力しての作業が二　三分で終えて語らいのひと時となります。

養殖の棚は幅4Ｍ長さ３８Ｍ　竹を幅木として浮かせています。
昆布の種を２cm位に切って50cm間隔で８㎜のPPﾛｰﾌﾟに挟み込み深さ１Ｍになるように水平に四本張り込みします。

お天気もよくて　今日はアワビの餌用の昆布種を挟み込みしました。少し成長し過ぎていましたが丈夫な種で安心です。

初投稿ですが　私の身の回りの漁業について投稿していこうと考えていますが　日々おこる出来事はあたりまえのことで何ら特別な事があるわけでもないし困っています。岩手の漁業の理解の一助と思っていますがいささか軽率に引き受けたようで反省しています。