秋の色

最近、
三陸沿岸ではからーっと晴れる日が少ないような気がします[:雲:][:曇り:]
ずーっと曇り[:しくしく:]
“女心と秋の空”
なんて言ったりもしますが、
これじゃ～、
“のんべ心と秋の空”って感じです[:パー:][:がーん:][:お酒:]
幾ら二日酔いになってもまた同じことを繰り返すって意味ですヨ[:パー:][:にかっ:][:汗:]
要は変わらんてことです[:オッケー:][:にひひ:]
～さてさて～
今日は、
秋の港の様子をちょこっとご紹介したいと思いますヨ[:パー:][:にこっ:]
…とその前に[:パー:]
よく「秋色」とかって表現を聞きますが、
私個人的に、その表現はけっこう好きなんですヨ[:パー:][:てへっ:]
何法っていうのかはわかりませんが、
抽象的でいて、かつ創造的な気がして[:love:]
例えば、
「風の香り[:四葉:]」とか「山に音[:音符:]」とか「太陽の涙[:曇りのち雨:]」とか[:メモ:]
「海の声」なんてのもありますネ[:チョキ:]
だからどうしたって言われると、それまでなんですけど、
ただそれだけですヨ[:チョキ:][:にかっ:][:汗:]
そんな、
秋色に染まりつつある綾里漁港[:パー:]

[:上:][:上:]こちらは、秋タガ網の準備の様子です[:パー:][:にこっ:]
綾里では、
定置網と同じく小型定置網（通称：磯建網俗に言うタガ網）も９月１日を境に、
それ以前を“夏タガ”
それ以後を“秋タガ”って呼びます[:メモ:]
この秋タガは、
綾里の各地域がそれぞれ『○○磯建網』って感じで団体を作り共同で操業します。
なんで、今の時期になると綾里の各漁港でこのような網の補修作業や、
資材の手入れの様子が見受けられます[:にこっ:]

もちろん水揚げも各地域によって違うので、
『今日は○○地区に勝った』とか
『○○地区で今朝何本サケ捕ったって』とか、
漁期になると、そういう会話が朝の挨拶がわりになるんです[:にかっ:][:メモ:]
各地区ヨソの水揚げを気にして、
いわば秋鮭の町民運動会みたいな雰囲気になります[:にかっ:]
そんなライバル意識が、水揚げ向上につながるンでしょうねぇ～[:パー:][:にひひ:]
“各漁港に磯建網が並ぶ”
～これも綾里の秋色です[:音符:]～
続いてこちら[:下:][:下:]


イカ釣り漁船の仕込風景です[:ダッシュ:]
夏から始まるイカ釣り漁業[:パー:][:にこっ:]
９月頃になると、
イカも青森沖から南下しはじめ三陸沖へと漁場を移し[:ダッシュ:][:ダッシュ:]
本格的な三陸イカ漁業の到来です[:にこっ:]

よって、
我が漁協の給油所前の港は、
イカ釣り漁船が列を作り[:ダッシュ:][:ダッシュ:][:ダッシュ:]
担当職員が大忙しとなるンです[:汗:][:汗:][:汗:]
ちなみに、
現在の燃油高騰の影響をモロに受け、
イカ釣り漁船が一晩に使う燃料は、約６～８万円前後！
イカの価格を１箱２５００円平均で計算した場合、
３０箱以上釣らないと赤字になってしまうわけです[:あうっ:][:汗:]
漁船漁業は、今ホント大変なんです[:あうっ:]
けど[:パー:][:にぱっ:]
秋のイカは、腑が詰まってウマイっすよねぇ～[:love:]
“イカ釣り漁船が港に列をつくる”
～それも綾里の秋色なんです[:音符:][:音符:]～
明日は、
『県下漁協野球大会』で盛岡へ行ってまいります[:車:][:ダッシュ:]
“漁協”の野球大会ってことで、
来週【漁ログ】で紹介してもイイっすよね[:チョキ:][:にひひ:]
ではまた来週です[:パー:][:にこっ:]